この論文は,「サウンド・アプローチ」による英語の音声アルファベットのコンピューター化の可能性について論じている。この音声アルファベットは,コンピューター自身の学習,そして,それによる綴りのチェックなど,多方面へ応用がなされるのではないか,その将来性に著者は期待して自己の初期研究を顧みた。データに基づく綴り認識装置の開発に数学の「ラフセット」を適用して,1997年から関わってきた国際共同研究プロジェクトのパラメーターを定義する。これは,現在の共同プロジェクトの継続および将来の研究方向を定めるものであると言える。
machine learning
rough sets
voice recognition OS
spelling recognition
ESL pronunciation training
data mining
artificial intelligence
phonetic alphabet