本研究では, 小・中学校で普及しているローエンドパーソナルコンピュータでも利用できるように, これまで開発してきた地震防災学習ソフトウェア「Quake Busters」のシステムの軽量化を計った。また, 教師が学習者の学習状況や知識の変化等の学習効果を視覚的に把握するための方法として, S-P曲線の利用を試み, 開発したソフトにその機能を設けた。さらに, このS-P曲線による方法が有効かどうか評価するために, 開発したソフトを大学生に使用してもらった。その結果, ソフト使用前後における防災知識の変化を視覚的にとらえることができた。
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