Memoirs of the Faculty of Engineering, Yamaguchi University

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Memoirs of the Faculty of Engineering, Yamaguchi University Volume 49 Issue 1
published_at 1998

A TRIAL OF TACTILE CURVED SURFACE DISPLAY WITH USING VSISUAL INFORMATION

視覚情報を利用した触覚形状呈示装置の試作
Wu Jing-Long
Sasaki Hideto
Kawamura Sadao
fulltext
878 KB
KJ00000157142.pdf
Descriptions
一般に,触覚形状情報を呈示することは困難である。一方,心理学の研究より人間の視触覚は錯覚・融合特性が存在している。つまり,人間は正確な触覚情報を呈示されていなくとも視触覚を通じて実物体の曲面を認識している。そこで,人間の視触覚の錯覚・融合特性を利用して触覚ディスプレイの簡略化を図ることができる。このような目的から人間の視触覚融合領域を調べ,定量的に解析した。この結果に基づいて,4種類の曲率パターンをもった触覚ユニットが作られている。本研究では,親指,人差し指および中指を用いて物体を掴む場合を想定している。これらの指の軌道を測定し,軌道モデルを設計した。さらに,軌道モデル上を移動する機構や回転する機構をもつ3個の触覚ユニットをもった触覚形状呈示装置を試作した。
Creator Keywords
Human Visual and Tactile Sensory Fusion
Curved Surface Recognition
Virtual Reality
Tactile Curved Surface Display