山口大学では1999年度後期より、共通教育の学生授業評価が施されている。しかし、共通教育の学生授業評価項目には含まれていないが、関心のある事項が筆者には存在する。例えば、受講生がこの授業を履修する動機は何か、受講態度は積極的か、この科目に興味と関心を持っているか、採用している教科書に満足しているかなどは、筆者の担当している授業が選択科目であることからも、特に興味のある事項である。そこで、上記の点についての自主的なアンケートを実施し、その結果を分析したところ、幾つかの問題点と今後の課題が明らかになった。