社会人基礎力の育成を目指した産学連携PBL授業「アクティブラーニング」を,山口県内7社の協力を得て実施した。各社に出向いて「社会人とは?」に関するインタビューを実行し,そこで得た素材をもとにオリジナルのホームページを作成・公開するというプロジェクト課題に,学生4~5名のチームで取り組んだ。授業後の社会人基礎力の診断値は当初の値を上回り,学生の行動にも変容が観察されるなど,授業の効果が見られた。一方で,①低学年PBLにおける課題の設定,②課題実施に向けての指導体制,③他者からのフィードバックに関する課題が指摘された。