山口大学では,2012年10月初旬よりLanguage Exchange プログラム«Tandem»を実施している。本稿では,このプログラムが山口大学多言語化プロジェクトの一環であることを述べたうえで,«Tandem»のシステムと参加者について詳述した。また,活動評価アンケートの結果についてまとめた。アンケートの結果からは, 参加者の多くが«Tandem»に満足していることが明らかになったが,更に人的リソースを活かしていくこと・学内に多言語を学ぶ「意識」を形成していくことといった今後の課題も浮かびあがってきた。