Bulletin of the Faculty of Agriculture, Yamaguchi University

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Bulletin of the Faculty of Agriculture, Yamaguchi University Volume 27
published_at 1976

STUDIES ON N-EFFICIENCY IMPROVEMENT UNDER FLOODED CONDITIONS. : I. Effect of Different Methods of N Application on the Grain Yield of Rice.

水田における窒素の効果的な利用に関する研究 : I.水稲収量に及ぼす窒素肥料の施肥法の影響
Higashi Toshio
Descriptions
水田における窒素肥料の表面施用は,窒素の損失が大きく,収量も低い。尿素の団子肥料施肥および下層に対する点状深層施肥の方法,また, SCU および IBDU などの緩効性窒素肥料の施肥は,窒素の損失を防ぎ,水稲による肥料窒素の利用率を高める点で非常に効果的であった。しかしながら,これらの処理区は収量は必ずしも高くはなかった。それは水稲の栄養生長期に対する生殖生血長期の窒素吸収量が相対的に低いことによるものと推察された。これらのことより,基肥にこれらを施用し,穂肥に適量の追肥を行なえば増収が期待される。また,施肥に際しては,地方窒素の無機化量とその時期を正確に把握することが極めて大切であり,高収量をあげるためには地方窒素の無機化状況に応じたこれらの肥料の合理的施肥が不可欠である。 (昭和51年6月30日受理)