- 著者一覧
- Kasuga Yumi
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Bulletin of Clinical Psychology Service Center, Graduate School of Education, Yamaguchi University Volume 14 Issue 合併
pp. 13 - 24
published_at 2024-02-29
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73
pp. 49 - 56
published_at 2024-01-31
本研究の目的は、教員のジェンダー観や校種、および性別により、児童生徒への意識や関わりに 違いがあるかについて、児童生徒側の性別も合わせて検討することである。対象は小中学校の教員 123名(小学校男性27名、小学校女性53名、中学校男性24名、中学校女性19名)で、2022年12月に 質問紙調査を実施した。質問紙の構成は、「役割分業観」と、男女の児童生徒それぞれに対する「生 徒への抵抗感」「指導上の困難感」であった。分析の結果、小学校男性教員は女子児童への関わり は難しいという意識が高い可能性があること、小学校女性教員は男女区別なく接している意識が高 いことが考えられた。また、中学校教員は男性教員・女性教員いずれも同性の生徒に関わりやすさ や理解しやすさを感じている可能性が示唆された。
Creators :
Kasuga Yumi
Tsuchiya Namiko
Nagaya Kazuhisa
Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University
Bulletin of the Integrated Center for Education Research and Training Volume 55
pp. 33 - 41
published_at 2023-03-15
Bulletin of Clinical Psychology Service Center, Graduate School of Education, Yamaguchi University Volume 12
pp. 27 - 36
published_at 2021
本研究の目的は,文献をもとに「育児困難感」と「育児不安」の用語の整理を行い,今後の支援に繋げる視点を得ることである。検討の結果,「育児困難感」は,実際の母親を取り巻く要因の中で,母親が子どもと対峙することで「母親自身が困っている」状態を示すものと考えられた。また「育児不安」は「育児における漠然とした不安」であり,疲労感や抑うつ状態が生じる可能性や,具体的な対象や問題がない場合でも生じることが考えられた。また「育児困難感」は「相手(子ども)への感情」であり,「育児不安」は「母親自身の不安」であり,2つは質的に異なると考えられ,「育児困難感」と「育児不安」の高低をもとに,5つのタイプに分類を試みた。
Bulletin of Clinical Psychology Service Center, Graduate School of Education, Yamaguchi University Volume 8・9・10・11
pp. 41 - 51
published_at 2020
本研究の目的は,教員の教育相談研修への参加意欲を高める要因について検討することである。筆者が行った教育相談の継続研修の参加者14名を対象に,研修に継続参加した理由について自由記述による質問紙調査を行った。検討の結果,研修参加の要因として「ニーズや実践とつながる研究内容」「自分を見つめる・他者と共有し受け止められる時間」は「ニーズや実践とつながる研究内容」や「研究方法・環境の工夫」の両方の側面を持つと考えた。
山口大学学生相談所年報 Volume 30-32
pp. 33 - 44
published_at 2022-01-31
本研究では大学生の自殺に関する研究等を概観した。その結果, 男性の自殺率が高く, 学生生活と精神的不調が相互に関連し合い自殺に陥る可能性が考えられた。また女性では精神的不調から自殺に向かう可能性があること, 男性では休学, 留年学生は特に注意が必要であると考えられた。先行研究等からは, 自殺に向かう学生は必ずしもうつ状態にあると言えないが, 自殺未遂歴は自殺のリスク要因として特に注意が必要であることが示唆された。また学生は自殺念慮がある場合でも, 教職員や学生相談等で相談することは多くないと考えられた。自殺予防として, 授業を休むことが続くなどの学生の問題の兆しを早期にチェックする体制を整備すること, 様々な人間が積極的に連携することなど, 教職員や学生相談における支援について考察を行った。
山口大学学生相談所年報 Volume 30-32
pp. 22 - 32
published_at 2022-01-31
本研究では大学進学に関する進路決定方法と大学生活の満足度の関連について, 個々の学生について事例的に検討を行い, 学生の進路決定や大学生活の適応を支える知見を得ることを目的とした。大学3年生5名に対し, 大学進学の進路決定と大学生活に関する内容で構成された質問紙を実施した。その結果, 進路決定方法に関しては対象者全員が自分の考えで決定していた。しかし自分の考えで進路決定をしたにも関わらず, 大学入学後の教育内容のミスマッチがあるという対象者もみられた。一方でそのような対象者であっても大学生活に関しては, 新たな人間関係や経験などにより満足であるという面もあった。今回の結果から, 自分で進路選択をさせるだけではなく, 進路選択の際に大学の教育内容も十分に検討させ, 進学後の修学イメージを持つことができるよう進路指導を行うことが重要であると考えられた。また, 大学生活の満足度には進路決定のみでなく, 大学入学後の生活の人間関係や視野の広がり等が重要になることが示唆された。よって, 大学において入学後の人間関係や視野の広がりに繋がるような支援を行うことが有益であると考えられた。
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 71
pp. 31 - 40
published_at 2022-01-31
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 71
pp. 21 - 29
published_at 2022-01-31
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 69
pp. 13 - 20
published_at 2020-01-31