Memoirs of the Faculty of Engineering, Yamaguchi University

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Memoirs of the Faculty of Engineering, Yamaguchi University Volume 48 Issue 2
published_at 1998

EFFECT OF pH ON CONSISTENCY LIMIT OF CLAYEY SOILS

粘性土のコンシステンシー限界に及ぼすpHの影響
Matsushita Eiji
Yamamoto Tetsuro
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1.25 MB
KJ00000157124.pdf
Descriptions
間隙水のpHが粘性土のコンシステンシー限界に及ぼす影響を明らかにするために,12種類の土試料を用い,硫酸,塩酸および水酸化ナトリウム水溶液によって,それらのpHを変化させた土試料について液・塑性限界試験を行った。その結果,pHとコンシステンシー限界の関係には。2つのタイプがあることが分かった。一つは,黒磯スメクタイトのように,pHの増加とともにコンシステンシー限界も増加するタイプである。もう一つは,今市カオリナイトのように,コンシステンシー限界が初期のpH(以後,(pH)_Iと称す)で最大になり,pHの増加または減少に従い,それらが減少するタイプである。両者の違いは粘土鉱物の違いとpHの変化によって生じる土粒子の凝集・分散現象によって説明することができる。
Creator Keywords
Clay
Consistency limit
pH