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The relationship among meaning-making following stressful life experience, focusing experience, and post-traumatic growth

Bulletin of Clinical Psychology Service Center, Graduate School of Education, Yamaguchi University Volume 12 Page 3-14
published_at 2021
附属臨床心理センター紀要12-002.pdf
[fulltext] 11.5 MB
Title
挫折体験の意味づけとフォーカシング的経験および外傷後成長との関連の検討
The relationship among meaning-making following stressful life experience, focusing experience, and post-traumatic growth
Abstract
本研究は質問紙調査により挫折体験の意味づけとフォーカシング的経験および外傷後成長(Post-Traumatic Growth,以下“PTG”と表記)との関連を検討するものである。パス解析の結果,(1)フォーカシング的経験のうち「体験過程の受容と行動」はPTGを促進すること,(2)挫折体験の意味づけのうち「同化」はフォーカシング的経験の「間が取れている」と「体験過程の確認時間・空間の確保」,「体験過程の受容と行動」を促進し「体験の感受」を抑制すること,また(3)挫折体験の意味づけのうち「調節」は「体験の感受」と「体験過程の受容と行動」を促進すること,(4)人は挫折体験を経験した際,「同化」と「調節」の両方を体験しがちであることが示された。以上より「同化と調節の振り子モデル」が提示され,調節のみならず同化も有機体の実現傾向のあらわれとして位置づけうること,また一見進んでいないようにみえるクライエントのプロセスを受容することが,結果としてプロセスを進めることにつながるうることが示唆された。
Creators Oshie Takashi
Affiliate Master Yamaguchi University
[kakenhi]15501 grid.268397.1
Source Identifiers [PISSN] 1884-6467 [NCID] AA1248190X
Creator Keywords
有機体的価値づけ過程 フォーカシング的経験 外傷後成長(PTG) パーソン・センタード・セラピー
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 山口大学大学院教育学研究科附属臨床心理センター
Date Issued 2021
File Version Version of Record
Access Rights open access