Bulletin of Clinical Psychology Service Center, Graduate School of Education, Yamaguchi University
山口大学大学院教育学研究科附属臨床心理センター
PISSN :
1884-6467
NCID :
AA1248190X
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Volume 14 Issue 合併
( 2024-02-29 )
Volume 13
( 2022 )
Volume 12
( 2021 )
Volume 8・9・10・11
( 2020 )
Volume 14 Issue 合併
( 2024-02-29 )
表紙・目次ほか
PP. -
日常の中の非日常
Tsuneyoshi Tetsuzo
PP. 1 - 2
A client looking through the world behind the pair of glasses : reflecting on being scared in adolescence through three sessions
Tsuneyoshi Tetsuzo
PP. 3 - 11
Study on maltreatment tendencies in mothers raising infants using Text Mining technique
Kasuga Yumi
Tanaka Rie
Kawasaki Tokuko
Temma Seiya
PP. 13 - 24
Volume 13
( 2022 )
Do androids dream of humanistic psychology?
本論文は2022年9月10日に実施した,日本人間性心理学会第41回大会自主シンポジウムでの発表内容を加筆修正したものである。当日は押江が企画者および話題提供者を,上西と田中が話題提供者を,髙橋が指定討論者を務めた。これは,デジタルトランスフォーメーション(DX)時代における人間性心理学の位置づけや今後の課題を議論するものである。
Oshie Takashi
Uenishi Hiroyuki
Tanaka Hideo
Takahashi Noriko
PP. 3 - 18
Volume 12
( 2021 )
The relationship among meaning-making following stressful life experience, focusing experience, and post-traumatic growth
本研究は質問紙調査により挫折体験の意味づけとフォーカシング的経験および外傷後成長(Post-Traumatic Growth,以下“PTG”と表記)との関連を検討するものである。パス解析の結果,(1)フォーカシング的経験のうち「体験過程の受容と行動」はPTGを促進すること,(2)挫折体験の意味づけのうち「同化」はフォーカシング的経験の「間が取れている」と「体験過程の確認時間・空間の確保」,「体験過程の受容と行動」を促進し「体験の感受」を抑制すること,また(3)挫折体験の意味づけのうち「調節」は「体験の感受」と「体験過程の受容と行動」を促進すること,(4)人は挫折体験を経験した際,「同化」と「調節」の両方を体験しがちであることが示された。以上より「同化と調節の振り子モデル」が提示され,調節のみならず同化も有機体の実現傾向のあらわれとして位置づけうること,また一見進んでいないようにみえるクライエントのプロセスを受容することが,結果としてプロセスを進めることにつながるうることが示唆された。
Oshie Takashi
PP. 3 - 14
ひきこもり当事者の家族における支援機関利用に関する研究
浅田 千馬
PP. -
Literature review on difinitions of mothers' difficultly and anxiety in raising children
本研究の目的は,文献をもとに「育児困難感」と「育児不安」の用語の整理を行い,今後の支援に繋げる視点を得ることである。検討の結果,「育児困難感」は,実際の母親を取り巻く要因の中で,母親が子どもと対峙することで「母親自身が困っている」状態を示すものと考えられた。また「育児不安」は「育児における漠然とした不安」であり,疲労感や抑うつ状態が生じる可能性や,具体的な対象や問題がない場合でも生じることが考えられた。また「育児困難感」は「相手(子ども)への感情」であり,「育児不安」は「母親自身の不安」であり,2つは質的に異なると考えられ,「育児困難感」と「育児不安」の高低をもとに,5つのタイプに分類を試みた。
Kasuga Yumi
PP. 27 - 36
Volume 8・9・10・11
( 2020 )
特集 : 田邊敏明教授退職特集にさいして
Tsuneyoshi Tetsuzo
PP. -
大学生を対象とした調整的音楽療法における効果の検討
井上 拓也
Tanabe Toshiaki
PP. -
アルコール依存症者の回復過程における行動変容のステージに関する研究
貞弘 洋子
Tanabe Toshiaki
山下 健一
PP. -
A study on the relation among stress perceived by setbacks, issue awareness, focusing manner and feeling of self-growth
本研究は挫折体験により知覚されたストレスとフォーカシング的態度および自己成長感との関連を検討するものである。パス解析の結果,(1)挫折体験により知覚されたストレスは問題意識性を高め,フォーカシング的態度による吟味のプロセスを経て自己成長感を高めること,(2)挫折体験により知覚されたストレスはフォーカシング的態度を抑制することが示された。あわせて本研究の結果が臨床に示唆する意義について議論した。
Oshie Takashi
PP. 33 - 40
Factors of continuous participation in educational counseling training
本研究の目的は,教員の教育相談研修への参加意欲を高める要因について検討することである。筆者が行った教育相談の継続研修の参加者14名を対象に,研修に継続参加した理由について自由記述による質問紙調査を行った。検討の結果,研修参加の要因として「ニーズや実践とつながる研究内容」「自分を見つめる・他者と共有し受け止められる時間」は「ニーズや実践とつながる研究内容」や「研究方法・環境の工夫」の両方の側面を持つと考えた。
Kasuga Yumi
PP. 41 - 51
抑うつ状態の男性の心理面接と映画『ラストレター』からみた中年期の危機
Tsuneyoshi Tetsuzo
PP. -
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