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Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 101 - 106
published_at 2024-01-31
オンライン学習が急速に普及する中、ビデオ教材は教育分野において重要なツールとなっている。しかし、ビデオ制作には時間とコストがかかり、高品質なコンテンツを作成・更新することが難しいという課題が存在する。本論文は、これらの課題に焦点を当て、新しいアプローチを提案する。本論文ではHTML5を活用した新しい教材作成システムを紹介し、その特徴を解説する。この教材システムはスライドショー形式を採用し、静止画、解説、音声合成を組み合わせることにより。教材の修正を容易にしている。またブラウザ上で動作するので、さまざまなデバイスからアクセス可能である。これにより、ビデオ教材の制作・提供における効率性と柔軟性の向上が期待できる。本論文のシステムは、オンライン学習の未来に向けた教育技術の発展に貢献し、教育分野の変革に寄与する新たなアプローチを提供することを目指している。
Creators : Kitamoto Takuya Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-16 09:32:27
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 41 - 47
published_at 2024-01-31
In science classes, the use of a microscope evokes an enthusiastic and exciting response from students. When students attempt to gain an understanding of the size of samples under a microscope, micrometers of two types are generally required to measure sizes. An eyepiece micrometer contains an attached eyepiece lens, while a stage micrometer is placed on the stage to provide accurate information pertaining to length. When the magnification of the objective lens is changed, the scale of the eyepiece micrometer is changed. Hence, we need to measure the scale of the eyepiece micrometer before observation for each magnification. However, students can find this principle difficult to comprehend when calculating the ratio. In this study, we introduced teaching material demonstrating the eyepiece micrometer using a kitchen towel wick in an effort to explain the principle of scale when using a microscope. This approach should prove useful in helping to clarify the principle using simple material that students can easily make themselves. Finally, this method should facilitate an understanding of difficult concepts by encouraging students to experience changes in image size from different perspectives using familiar materials, or in other words, elements of “STEAM”.
Creators : Kitazawa Chisato | Yamanaka Akira Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-15 17:01:57
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 213 - 222
published_at 2024-01-31
この論文では、日本列島における江戸時代中期(享保期・元文期)の柑橘類栽培の地理的分布を地図で可視化し、今後の分析基盤の整備を進めた成果を報告する。柑橘類のデータは、『江戸時代中期における諸藩の農作物』(盛永・安田、1986)をもとに、『享保・元文諸国産物帳集成』(盛永・安田、1985)に記載された42の地域に関する内容をまとめたものである。94種類ある柑橘類の記載名を41種類の目録名(現在の一般的な品種名)に整理した。また、GIS(地理情報システム)を用いて23葉の分布地図を作成した。分布地図を概観すると、くねんぼ、だいだいなど関東から九州まで広く分布する「広域型」と、夏みかんのように限定された地方に分布する「地方型」など、地理的な分布の違いを見いだすことができる。
Creators : Nakamura Oki | Goto Yoshiko Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-19 16:30:46
村上春樹とアダプテーション研究 Volume 2
published_at 2024-01-31
Publishers : 村上春樹とアダプテーション研究会 Updated At : 2024-02-01 09:24:23
Yamaguchi journal of economics, business administrations & laws Volume 72 Issue 4-5 pp. 307 - 328
published_at 2024-01-31
Creators : Yamashita Satoshi Publishers : The Economic Society of Yamaguchi University Updated At : 2024-04-11 15:07:02
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 67 - 78
published_at 2024-01-31
小学校第五学年理科の単元「電流がつくる磁力」における『電磁石』に注目し、児童の電磁石の 特性に関する理解度向上を目指した教材の開発及び定量的評価を行った。検定教科書に記載されて いるコイルを構成するエナメル線の直径条件0.3~0.6 mmを含む広範囲(直径0.1~0.8 mm)のエナ メル線を用いて、磁力、温度変化並びに流れる電流値を測定し、教材に適した条件の検証を行った。 磁力においては従来用いられている釘・クリップ・ワッシャーといった鉄製品が引き付けられる個 数を比べることに加え、テスラメーターを用いたコイル断面(質点)における磁束密度の定量的測 定を行った。さらに、乾電池の内部抵抗の影響を明らかにするために直流電源装置、アルカリ乾電 池、マンガン乾電池という異なる3つの電源を用いた比較測定を行い、内部抵抗の存在そのもの並 びに乾電池の劣化に伴う内部抵抗の増加がどのくらい磁力に影響を与えるかを具体的に明らかにし た。得られた結果を総合的に評価することにより、乾電池1個分の起電力である1.5 Vの電圧を使用 する条件下においては、直径0.5 mmのエナメル線(長さ10 m)を用いることが最も適していると いう結論に至った。
Creators : Kawanami So | Shigematsu Hirotake Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-15 17:25:22
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 127 - 133
published_at 2024-01-31
新型コロナウイルス感染拡大防止対策のもとで合唱はリスクの高い活動とされ、2023年5月8日から「5類感染症」に移行したものの、3年以上もマスクを着用し、歌唱を制限された子どもたちを対象に合唱の魅力やあり方に基づいた効果的な合唱教育プログラムの開発は喫緊の課題であろう。筆者らは、2021年度山口大学教育学部附属光学園の研究テーマ:「well-beingにつながる学び」についての共同研究を契機に、音楽や合唱に関するwell-being研究を進めている。本研究においては、Achievement(達成)の項目を加えた合唱におけるwell-being尺度を開発し、大学生の合唱の質を測定した。その結果、仮説的な5因子を抽出することはできなかったが、合唱に関するポジティブで主体的な態度を測定する因子と、合唱によって仲間との関係性を意識したり、仲間からの受容を実感したりするという2因子の構成を見出した。また、媒介分析から、合唱による仲間からの受容を実感することで生活満足を高め、このことが合唱に主体的に取り組む態度を高めるという結論に達した。
Creators : Takahashi Masako | Okibayashi Yohei Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-16 17:22:01
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 175 - 181
published_at 2024-01-31
『美術資料(山口県版)』は山口県で美術を学ぶ子どもたちにとってぜひ受け継いでほしい美術文化を掲載した資料集である。わずか12ページしかない誌面ではあるが、そこには「山口県の伝統と文化を受け継いでほしい」、「山口県にも誇れる美術環境や作品が多くある」、「山口県で学ぶならこのことは知っておいてほしい」という美術科教員としての想いが込められている。しかし、美術科教員にとって教えたいことや伝えたいことが異なる。地域の美術や身のまわりの美術にふれることの大切さについては指導すべき事項として学習指導要領には示されているが、それが具体的に何かは書かれていない。だからこそ、県内の美術科教員が集まり、話し合い、検討し、山口県版のページを作成している。本誌は、今回の編集の記録であり、今後も改訂していくための参考として残したいと考え、記したものである。
Creators : Adachi Naoyuki | Nishimura Yuko Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-19 15:26:40
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 255 - 264
published_at 2024-01-31
本稿は、陳軫の「蛇足故事」及び「管与の説」「卞荘子が虎を殺した話」という三つの故事がそれぞれ「戦国故事」においては寓話として機能していることを確認したうえで、陳軫の「管与の説」「卞荘子が虎を殺した話」と同じ「強者同士が闘い合うと、ともに疲弊して第三者の餌食になる」という筋立てをもつ寓話や比喩の使用例が説客の弁論中に複数見られることなどから、説客が用いたこれらの秀逸な比喩表現には、合従・連衡の外交戦略をめぐる弁論が盛んに行われた戦国中期の時代性の刻印が認められることを述べる。さらに、戦国中期の説客の「揣摩」の術(君主の本心を推し当てながら、君主を奮起させる弁論術)の核心は名声と実利の両面を同時に満足する計略を提案するところにあり、弁論中での比喩表現の使用は君主が計略を聞いて納得するための下地を作る意味があったことを述べる。最後に、以上の考察にもとづいて、故事成語の由来と意味を研究する際の留意点を述べる。
Creators : Nambu Hidehiko Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-19 17:20:50
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 249 - 254
published_at 2024-01-31
本研究の目的は、書字に困難を抱える特別支援学校小学部に在籍する児童を対象に、書字の代替としてフリック入力の指導を行い、その効果を検討することであった。対象児は、特別支援学校小学部に在籍する知的障害を伴う広汎性発達障害のある5年生児童1名であった。個別学習の時間に、ポケットモンスターの名前や特徴について説明する図鑑を手書きで作成する課題とタブレット端末を用いてフリック入力で作成する課題を設定し、指導を行った。その結果、フリック入力により文字数と漢字の字数が手書きに比べて増加した。また、予測変換の使用回数も増えていった。さらに、対象児に対するインタビュー調査から、対象児にとってフリック入力は負担が少なく、書字の代替手段として妥当な方法であったことが示された。
Creators : Tomiyama Mei | Yoshida Nanako | Miyaki Hideo Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-19 17:13:05
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 359 - 367
published_at 2024-01-31
本研究では、特別支援学校に在籍する知的障害のある中学部生徒に対し、美術科の段階を基にした実態把握を行い、段階に応じた目標設定と指導内容を選定した上で「振り返りシート(生徒用)」を作成・活用した美術科授業実践を行った。授業の中で定期的に振り返りながら、表現及び鑑賞の活動に取り組むことで、表したいイメージがどのように変容したのか、記入文字数や発表場面での発語数と共に質的内容について分析した。「振り返りシート(教員用)」も作成・活用することで、教員の評価も授業改善や指導・支援に生かすことをめざした。 その結果、実態の異なる生徒それぞれが「振り返りシート」に提示された問いを視点に、造形的な見方・考え方を働かせながら、表したいイメージを具体化させ、学びを深めていく姿を確認することができた。このことから、「振り返りシート」が断片的になりがちな知的障害のある生徒の思考まとめることに有効に機能したことが推測された。
Creators : Nishimura Emi | Kitamura Takuya | Suto Kunihiko Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-20 10:58:46
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 369 - 374
published_at 2024-01-31
特別支援学校中学部に在籍する自閉スペクトラム症のある生徒に対して、自発的なハイタッチ行動の形成とその効果を検証することを目的とした。特定の活動終了直後に目の前に五指を開いた手が差し出されることでハイタッチ行動が生じていた生徒に対し、①「イエイ」や「ヤッター」などの音声言語、②研究実施者が差し出す手の位置、③研究実施者が差し出す手のひらの形(「グー」か「パー」)の3つのプロンプト組み合わせて段階的に提示したところ、これらのプロンプトがなくても特定の課題終了後に自発的にハイタッチ行動を生起するようになり、それが別の場面にも般化した。自閉スペクトラム症の生徒に対してハイタッチ行動のような非言語コミュニケーション行動を形成するための手段について考察した。
Creators : Ono Takafumi | Suto Kunihiko Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-20 11:06:30
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 145 - 153
published_at 2024-01-31
日本語の自然会話においては様々な反復現象が見られるが,中でもある話者の発話末尾文にある要素が次の話者の発話冒頭文に現れているような反復現象が観察される。本稿では,そのような会話における反復を「話者間反復」と呼ぶ。従来の研究では,話者間反復は「形態的な制約」「統語的な制約」「談話的な制約」によって,いくつかの候補から,最も多くの制約が満たされている要素が選ばれて起こることが分かった。しかし,それら3つ制約のうちどれが優位であるのかに関しては,未解明である。本稿では,話者間反復における制約の優位性について考察する。その結果,「形態的な制約の優位性が相対的に高い」ということを仮定する。
Creators : Chang Yanli | 有元 光彦 Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-16 17:49:02
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 381 - 388
published_at 2024-01-31
本稿は、低学年「生活」教科書をもとに、台湾における環境教育カリキュラムの構造を明らかにしようとしたものである。環境問題は、一国にとざされたものではなく、地球的課題としてどのように向き合うのかという「グローバル教育」の地平線にたって実践的可能性を模索しなければならない。しかしながら、小学校低学年の場合、冒頭からグローバルな空間認識のもとで実践を展開させていくことは難しい。ここで有効となり得るのが国際的な比較研究であり、台湾は日本と同じく低学年に「生活」があることから、「生活」教科書にあるプラスチックごみの削減を題材とした単元を取りあげ分析することで、比較カリキュラム論として国際的な参照軸から実践的可能性の展望を見出すことができる。
Creators : Yamashita Daiki | Shojima Akiko Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-20 11:36:08
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 169 - 174
published_at 2024-01-31
芥川龍之介作の「羅生門」の中に、下人の老婆に対する発言に関して、「嚙みつくように」という表現が用いられているところがある。現代語の「嚙みつくように」は、他に対して攻撃的な様子を表す表現として用いられることが一般的かと思われるが、近代の「嚙みつくように」は、現代語とは異なる意味を表していたと考えられる。本稿では、近代の「嚙みつくように」の用例をもとに、かつては、「相手としっかりつながるようにする様子」を表す喩えとして用いられていたのではないかということを述べるものである。あわせて、比較的最近においても、近代と同様な意味で「嚙みつく」という比喩が用いられた例があることについても述べる。
Creators : Nakano Nobuhiko Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-16 17:59:05
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 333 - 339
published_at 2024-01-31
本研究では、第6学年の国語の「海の命」において「なぜ、太一はクエ(瀬の主)にもりを打たなかったのだろうか」について話し合う授業を実践し、「授業者と児童の発話の記録」、また、「児童の考えとその考えを支持する児童の人数」を小学校の教員(授業者,参観者,不参観者)に示して知らせ、その解釈について知見を得た。前者を解釈した教員の記述には、授業の反省点、授業の改善点、児童の発話に関する見取り、授業展開の妙が示されていた。後者を解釈した教員の記述には、児童が支持する考えの増減をもとにした見取りが示され、また、授業の改善点、推察した児童の考えが示されていた。
Creators : Saiki Hideto | Fujimoto Moeka | IKENAGA Ayumi | Isobe Hiroaki | Ono Masahiro Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-20 10:29:06
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 341 - 348
published_at 2024-01-31
本研究では、第6学年の国語の「海の命」において「なぜ、太一はクエ(瀬の主)にもりを打たなかったことを生涯だれにも話さなかったのだろうか」について話し合う授業を実践し、「授業者と児童の発話の記録」、また、「児童の考えとその考えを支持する児童の人数」を小学校の教員(授業者,参観者,不参観者)に示して知らせ、その解釈について知見を得た。前者を解釈した教員の記述には、授業の反省点、授業の改善点、授業展開の妙、話し合いの妙、児童の発話に関する見取りが示されていた。後者を解釈した教員の記述には、児童が支持する考えの増減をもとにした見取りが示されていた。
Creators : Saiki Hideto | Fujimoto Moeka | IKENAGA Ayumi | Isobe Hiroaki | Ono Masahiro Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-20 10:38:44
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 233 - 240
published_at 2024-01-31
学ぶのは働くためであり、働くのは、生き残り、よりよく生きる(幸福)のためである、というのがこの問いに対する一般的な回答である。しかし老いが深まり、死を前にすることでますます顕わになって来るのが「何のために生きるのか?」という問いである。同様にグローバルな規模で我々を駆り立てる得体の知れないシステムに酷使されつつ働く者にとっても「何のために働くのか?」という問いが顕在化しつつある。「働く意味」が不明瞭になれば、「学ぶ意味」も不明瞭になっていく。こうした傾向は今後ますます深刻なものになるだろう。それは人間が抱える意味と無意味の矛盾が歴史を通じて顕わになっていくということである。この矛盾が宗教・芸術・哲学の要求の源泉である。人間が本性的に矛盾を抱えるものである以上、こうした要求は誰においても前提できるが、同時に人間は本性的にこうした矛盾から目を逸らし、日常生活に埋没する。こうした状況にあって人間が生きるのも働くのも自分がその身に生まれた「人間」を学ぶためであるとして、宗教・芸術・哲学を根幹に置いた生涯学習の可能性に言及した。
Creators : Sano Yukihito Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-19 16:58:16
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 265 - 274
published_at 2024-01-31
本研究は、保育者が子どもの育ちや保育の過程を言語化して他の保育者と共有し、「子どもにとってどうか」という視点から保育を検討するために、どのような園内研修に取り組むとよいか検討した。保育園のクラス主担任保育者を参加者とした園内研修に取り組んだ結果、以下の内容が効果的であった。1.「子どもの主体的な遊び」をテーマとし、同じ参加者で継続的に取り組む、2.日々の保育をもとに書いたエピソード記録を取り上げる、3.エピソード記録を書いた保育者の問題意識をふまえた話し合いをする、4.SOAPの視点や「具体化を促す問い」を意識して取り組む、5.園内研修後に毎回ポートフォリオ記録を書く。園内研修に参加した保育者間で共有したことを、同じクラスの担任保育者とも共有するための方法の検討が、今後の課題となった。
Creators : Nakashima Hisako Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-19 17:31:42
Yamaguchi journal of economics, business administrations & laws Volume 72 Issue 4-5 pp. 329 - 344
published_at 2024-01-31
For Chinese people, study abroad is an important matter. During the COVID-19 pandemic, many countries implemented travel regulation policies. Except for the early part of 2020, however, long term residents, including international students, were allowed to enter Japan. Despite the COVID pandemic, some of the degree program students entered Japan from abroad. In addition, as soon as the international travel regulations ended, a huge number of non-degree students including kenkyusei( research students) and language program students rushed to Japan.
Creators : Asamizu Munehiko Publishers : The Economic Society of Yamaguchi University Updated At : 2024-04-11 15:21:31
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 183 - 192
published_at 2024-01-31
本稿は台湾の近代の美術の変遷を構造化して、伝統美術から現代美術までを四層の構造を仮定して述べ、台湾における独自性を探るものである。四層は民族の伝統文化、西洋文化の影響、近代美術とデザインの国際様式、現代美術のそれぞれを想定している。そして具体的な美術家と作品を採り上げて四層構造を解説している。それらは林玉山、郭雪湖、陳進、陳澄波、李石樵、廖修平、李貞慧である。彼らの活動を紹介し、独自性追求の姿勢や理念を述べている。そして、現代におけるグローバル化とアイデンティティーの形成については、廖修平と李貞慧を採り上げ、彼らの制作理念を明らかにしている。最後に現在の台湾での美感教育に触れ、グローバル化とアイデンティティーの形成の教育について述べている。
Creators : Fukuda Takamasa Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-19 15:45:52
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 207 - 212
published_at 2024-01-31
The purpose of this study was to experimentally examine the effects of wearing masks and sunglasses on the impression rating of a person in a COVID-19 pandemic environment. In this study, two groups were set up for the degree of familiarity with the person of the stimulus, one with a first meeting and the other with a four-year personal relationship. The experiment was conducted with first-year and fourth-year undergraduates, and the results of impression ratings using the SD method showed that for females meeting for the first time, wearing a mask decreased familiarity with the stimulus more than with the standard stimulus. For males in the first meeting group, wearing sunglasses decreased forcefulness. In the group with higher intimacy, these impressions were not reduced. Cluster analysis using the participants' consciousness of their public appearance as the dependent variable revealed two clusters, one for the high and one for the low level of awareness of others. Comparing the two groups' ratings of men who met for the first time, the cluster with low awareness of others showed a decrease in forcefulness due to the wearing of the mask, whereas the cluster with high awareness of others showed no decrease in forcefulness.
Creators : Ichikawa Miki | Okibayashi Yohei Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-19 16:22:18
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 pp. 15 - 22
published_at 2024-01-31
本研究では、公立小学校通常の学級に在籍する児童1名を対象とし、授業に参加しない離席行動を減少させ、授業に参加する行動がより生起(増加)するように、長期研修派遣教員と行動コンサルテーションを実施し、その効果等について検討することを目的とした。離席行動等に関するアセスメントの後、同校教員9名の協力によって作成されたストラテジー・シートに基づき、支援員も同席するフィードバック機会の設定、学級全体への支援と個別の支援の並行実践、複数の機能に対応する行動支援の同時、段階的導入を行った。それらにより、離席行動は激減し、授業に参加する行動が増え、担任の負担感も軽減した。このような結果をもたらした要因として、行動コンサルテーション実践(1)に引き続き設置した垂直サインによる提示方法、担任に対する支援案にアレンジを加えることも可とした配慮等が挙げられ、当研究で実施された行動コンサルテーションの有効性が示された。
Creators : Matsuoka Katsuhiko | Okuda Kaori Publishers : Faculty of Education, Yamaguchi University Updated At : 2024-02-15 15:29:19
村上春樹とアダプテーション研究 Volume 2 pp. 85 - 89
published_at 2024-01-31
Creators : 阿部 翔太 Publishers : 村上春樹とアダプテーション研究会 Updated At : 2024-02-01 10:51:30
村上春樹とアダプテーション研究 Volume 2 pp. 65 - 70
published_at 2024-01-31
Creators : 伊藤 弘了 Publishers : 村上春樹とアダプテーション研究会 Updated At : 2024-02-01 10:27:07