Teaching flick input as an alternative to handwriting for a child in the elementary section of a special needs school
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73
Page 249-254
published_at 2024-01-31
Title
特別支援学校小学部児童に対する書字の代替としてのフリック入力の指導
Teaching flick input as an alternative to handwriting for a child in the elementary section of a special needs school
Abstract
本研究の目的は、書字に困難を抱える特別支援学校小学部に在籍する児童を対象に、書字の代替としてフリック入力の指導を行い、その効果を検討することであった。対象児は、特別支援学校小学部に在籍する知的障害を伴う広汎性発達障害のある5年生児童1名であった。個別学習の時間に、ポケットモンスターの名前や特徴について説明する図鑑を手書きで作成する課題とタブレット端末を用いてフリック入力で作成する課題を設定し、指導を行った。その結果、フリック入力により文字数と漢字の字数が手書きに比べて増加した。また、予測変換の使用回数も増えていった。さらに、対象児に対するインタビュー調査から、対象児にとってフリック入力は負担が少なく、書字の代替手段として妥当な方法であったことが示された。
Creators
Tomiyama Mei
Creators
Yoshida Nanako
Source Identifiers
[PISSN] 2433-3670
[NCID] AA12810513
Languages
jpn
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
Faculty of Education, Yamaguchi University
Date Issued
2024-01-31
File Version
Version of Record
Access Rights
open access