An empirical study on the correlation between information presentation and comprehension : effective use of speech recognition
Journal of higher education Volume 20
Page 11-19
published_at 2023-03
Title
情報提示と理解度の相関関係に関する実証研究 : 音声認識技術の有効活用のために
An empirical study on the correlation between information presentation and comprehension : effective use of speech recognition
Abstract
障害等のある学生への情報保障として音声認識技術の活用が進んでいる。音声認識技術を有効活用するためには誤変換の対応が重要となる。同時に授業等の情報は音声のみではないことから、他の資料などの情報を的確に組み合わせることで授業情報の理解度は向上するはずである。
本稿では、情報の提示の仕方と理解度の相関関係を確認するためにアンケート形式の検証を実施した。アンケート調査結果と音声認識結果とを組み合わせて分析を行ったところ、情報量と理解度は比例する傾向にはあるものの絶対ではなく、正確な情報を適切な方法で提示する必要性が明らかとなった。加えて、有効な情報提示は、誤認識を補正するためにも有効であると指摘できる。
本稿では、情報の提示の仕方と理解度の相関関係を確認するためにアンケート形式の検証を実施した。アンケート調査結果と音声認識結果とを組み合わせて分析を行ったところ、情報量と理解度は比例する傾向にはあるものの絶対ではなく、正確な情報を適切な方法で提示する必要性が明らかとなった。加えて、有効な情報提示は、誤認識を補正するためにも有効であると指摘できる。
Creators
Suto Kunihiko
[e_rad]70533694
Affiliate Master
Yamaguchi University
[kakenhi]15501
grid.268397.1
Source Identifiers
[EISSN] 1349-4163
Creator Keywords
高等教育機関
障害学生
修学支援
音声認識
情報保障
Languages
jpn
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
山口大学教育・学生支援機構
Date Issued
2023-03
File Version
Version of Record
Access Rights
open access