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A study on carbon dioxide emissions in university life : carbon dioxide emission in the lives of Yamaguchi University students

Journal of higher education Volume 19 Page 62-66
published_at 2022-03
大学教育_19号-008.pdf
[fulltext] 1 MB
Title
大学生活の二酸化炭素排出量について一考察 : 山口大学生の生活における二酸化炭素排出量
A study on carbon dioxide emissions in university life : carbon dioxide emission in the lives of Yamaguchi University students
Abstract
山口大学生の日常生活における二酸化炭素排出量を共通教育の「環境と人間」の授業課題からアンケート調査により集めた。電気, ガス, 水道, 燃料, 廃棄物等のエネルギー消費量を基に換算係数を用いて二酸化炭素排出量を算出した結果, 平均値は1.9t-CO2/(年・人)であった。生活に伴う二酸化炭素排出量の電気及びガス項目からの合計は80%以上を占めた。エネルギー総量について学生生活の10 年間の差, 学部による差, 男女の差は, 多少見られたがエネルギー項目に特徴が見られた。1 人暮と家族暮では, 家族暮らしの方がエネルギーを多く消費する事が判明した。また, 家族暮では燃料として灯油, ガソリンの割合が大きく山口大学の立地条件から移動手段として車が多用されている事が考えられる。我が国の家庭部門の二酸化炭素排出量は1.32t-CO2/(年・人)であり(2020年度), 本調査結果の1.86t-CO2/(年・人)は約40%大きいが, 車を使った移動による燃料分を考慮すると妥当であることが確認できた。また電力の換算係数値が10年で約10%の減少に伴い, 二酸化炭素排出量が減少することが確認できた。本調査から山口大学生の生活の二酸化炭素排出量の実態が確認できた。
Creators Fujiwara Isamu
Affiliate Master Yamaguchi University
[kakenhi]15501 grid.268397.1
Source Identifiers [EISSN] 1349-4163
Creator Keywords
二酸化炭素排出量 二酸化炭素換算係数 山口大学生 環境と人間 アンケート調査
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 山口大学教育・学生支援機構
Date Issued 2022-03
File Version Version of Record
Access Rights open access