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Study on self-advocacy skill development of students with developmental disabilities : self-understanding and job understanding in transition support

Journal of higher education Volume 15 Page 25-35
published_at 2018-03
D500015000003.pdf
[fulltext] 401 KB
Title
発達障害学生のセルフ・アドボカシー・スキル育成に関する研究 : 移行支援における自己理解と仕事理解
Study on self-advocacy skill development of students with developmental disabilities : self-understanding and job understanding in transition support
Creators Ogawa Tsutomu
Source Identifiers
Creator Keywords
セルフ・アドボカシー・スキル 自己理解 仕事理解 発達障害 移行支援 障害学生支援 就労支援機関
本論文は,発達障害学生がその障害特性ゆえに,他の障害者に比べて就職が難しい現状に着目し,大学から社会への移行をスムーズに行うために,従来の対処療法的な支援にプラスした支援をどのように行っていくのかについて山口大学における実践を踏まえて論じたものである。発達障害学生の移行支援については,本人の自己理解力を高めるとともに,仕事理解力を高める必要がある。自己理解力を高めるためには発達障害学生本人が自分の障害を受容し,自分でできる対処や支援方法を理解するとともに,他の支援者に適切に配慮を要請するスキル,すなわち,「セルフ・アドボカシー・スキル(自己権利擁護力,以下,SAS)」を身に付ける必要がある。また,仕事理解では単に職種・仕事内容を理解するだけではなく,本人の障害状況とのマッチングを意識した支援を行う必要がある。さらに,本論文では,学内支援組織や学外の就労支援機関と連携・協力を行いながらどのようにSASを育成していくのかについて,山口大学における実践事例を交えて解説する。また,学外の就労支援機関と連携していく際に留意するべきことを明らかにする。
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 山口大学大学教育機構
Date Issued 2018-03
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]1349-4163
[NCID]AA12007217
[isVersionOf] [URI]http://www.oue.yamaguchi-u.ac.jp/publication.html
Schools 大学教育機構