Consideration about the seers in the ceiling painting of Cappella Sistina
The philosophical studies of Yamaguchi University Volume 13
Page 1-30
published_at 2006-03
Title
システィナ礼拝堂天井画の巫覡像を巡る考察
Consideration about the seers in the ceiling painting of Cappella Sistina
Creators
Okutsu Kiyoshi
Source Identifiers
拙論『システィナ礼拝堂天井画の巫覡像を巡る考察』は、『預言者ヨナの幻視――ミケランジェロのシスティナ天井画の構造について――』(1-3、「山口大学文学会誌」、第三十六巻、1985、第三十八巻、1987、第三十九巻、1988)の第三章「ヨナの幻視」の部分として構想されたものである(構想の全体については小生のホーム・ページhttp://homepage.mac.com/kokutsu/Sites/Okutsu/Sistina/vision.htmlを参照されたい)。預言者についての考察は、当時のままであるが、巫女については新たな所見を付加して加筆訂正している。新たな所見とは、バルディーニの銅版画中の巫女の託宣の内容が、天井画の巫女の配列と対応しうる可能性の確認である。巫女の順序は、創世記の物語と神秘的に対応する新約聖書の物語のそれである。
Languages
jpn
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
山口大学哲学研究会
Date Issued
2006-03
File Version
Version of Record
Access Rights
open access
Relations
[ISSN]0919-357X
[NCID]AN10403441
Schools
人文学部