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Development of perspectives that capture the quality of “Collaboration” in the period for integrated studies

Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 72 Page 77-93
published_at 2023-01-31
山口大学教育学部研究論叢_72_010.pdf
[fulltext] 2.13 MB
Title
総合的な学習の時間における協働の質をとらえる視点の開発
Development of perspectives that capture the quality of “Collaboration” in the period for integrated studies
Abstract
本研究は、教師が総合的な学習の時間(以降、「総合」と標記)における学びの様相を談話に着目して顕在化しながら、目指す姿の具現化に受けた授業改善の方向性を探る手がかりとなる、協働の質をとらえる視点を開発することを目的とする。本研究では、教室談話や会話のタイプ等に関わる先行研究、「総合」における協働を通して目指すゴールに関わる先行研究、『OECD Learning Compass Concept Notes』で示された主なコンピテンシー等を整理・分析し、「総合」における協働の質を「つながる」「共に見極める・創造する」という2つの視点からとらえていく必要があることを導出した。また、「総合」における「学びモデル」を子どもの姿で表し、その姿が具現化した教室談話を目指すべき最終段階として、本質的な協働に向かう談話を「第1段階目:無目的」「第2段階目:プレゼンテーション的」「第3段階目:協働的」「第4段階目:協働」として整理した。さらに、協働の質をとらえる2つの視点をそれぞれ具体化し、子どもの具体的な姿とともに提案した。
Creators Fujikami Mayumi
Affiliate Master Yamaguchi University
[kakenhi]15501 grid.268397.1
Source Identifiers [PISSN] 2433-3670 [NCID] AA12810513
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers Faculty of Education, Yamaguchi University
Date Issued 2023-01-31
File Version Version of Record
Access Rights open access
Funding Refs
Japan Society for the Promotion of Science [crossref_funder]https://doi.org/10.13039/501100001691
Award 総合的な学習の時間における「深い学び」を実現する教師の育成プログラムの開発 21K02525