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On ‘repetition between the speakers’ in Japanese natural conversation : focusing on the case of the noun being repeated

Journal of East Asian studies Volume 20 Page 99-120
published_at 2022-03-01
東アジア研究_第20号_006.pdf
[fulltext] 1.39 MB
Title
日本語自然会話における「話者間反復」について : 名詞が反復される場合を対象として
On ‘repetition between the speakers’ in Japanese natural conversation : focusing on the case of the noun being repeated
Abstract
日本語の自然会話においては様々な反復現象が見られるが, その中に, ある話者の発話末尾文にある要素が, 次の話者の発話冒頭文に現れるような反復現象(話者間反復)がある。従来の反復現象に関する研究は, 主に反復の機能を探究するものであった。しかし, なぜ特定の要素だけが反復されるのかという問題については, 未だ解明されていない。本稿では, その理由解明への第一歩として, 最適性理論の考え方を利用し, 形態的な観点, 統語的な観点, 談話的な観点から, どのような要素が選ばれて反復されるのかという点について分析する。その結果, 話者間反復現象は, 形態的・統語的・談話的制約を含めた相互作用によって生じることが判明した。
Creators Chang Yanli
Source Identifiers [PISSN] 1347-9415 [NCID] AA11831154
Creator Keywords
話者間反復 最適性理論 形態的な制約 統語的な制約 談話的な制約
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers The graduate school of east asian studies, Yamaguchi university
Date Issued 2022-03-01
File Version Version of Record
Access Rights open access