Structural study on phenomenon of interruption in daily conversation : Focus on adverbal modifier clause
        Journal of East Asian studies Volume 15
        Page 117-140
        
    published_at 2017-03
            Title
        
        日常会話における割り込みに関する構造的研究 : 連用従属節を対象に
        Structural study on phenomenon of interruption in daily conversation : Focus on adverbal modifier clause
        
    
                
                    Creators
                
                    Yan Xiaoling
                
                
            
    
        
            Source Identifiers
        
    
    
            Creator Keywords
        
            会話分析
            割り込み
            割り込みツール
            文構造
            従属節
            独立度
    日常会話では,会話参加者は単純に「一人ずつ話す」という原則に従って会話を進行させると考えられる。しかし,一人の会話参加者が話しているときでも,他の会話参加者が途中で中断させ,割り込んだりすることが頻繁に起こっている。このような「割り込み」現象に関しては,これまで多くの研究者が日本語教育の立場や言語行動研究からその性質や分類,生じる原因などを解明しているが,構造的な視点から分析したものは見られない。本稿では,割り込みが起こる際に相対的によく使われる感動詞類を対象とし,「連用従属節の直後」という統語環境において,どのような感動詞類が,どのような位置で,割り込みを起こすのかという問題を,構造的な視点から検証する。その結果,独立度の高い従属節の直後では割り込みが起こりやすい一方,独立度の低い従属節の直後では割り込みが起こりにくいということが分かった。そのため,複文構造においては,割り込みは従属節の独立度に構造的に依存すると言える。
        
        
            Languages
        
            jpn
    
    
        
            Resource Type
        
        journal article
    
    
        
            Publishers
        
            山口大学大学院東アジア研究科
    
    
        
            Date Issued
        
        2017-03
    
    
        
            File Version
        
        Version of Record
    
    
        
            Access Rights
        
        open access
    
    
            Relations
        
            
                
                
                [ISSN]1347-9415
            
            
                
                
                [NCID]AA11831154
            
    
