On the Sliding Phenomena in Metal Cutting

Title

金属切削におけるバイトのすべり現象

Creators Taniguchi Masaki

Source Identifiers

金属材料を切削する場合, 削りしろが非常に少ないときわずかの切込みを与えてもバイトは工作物にくいこまない.しかしながら研削ではわずかの削りしろでも正確に所要の寸法に仕上げることができる.これは砥石には無数の鋭利な切刃があり研摩により摩耗すれば自生作用により次々に新しい切刃ができ, 作業を可能にしている.バイトの場合, いつまでも接触したままにすればますます摩耗し切削不能になる.また十分に削りしろがあるときでも工作物の材質により, バイトのくいこむ状況が大いに異なる.本実験ではバイトが工作物に接触しくいこむまでのすべり長さを測定し, 切削の難易をしらべた.それと同時に傾斜角を測定し, すべりと傾斜角は比例関係にあることを確かめた.

Subjects

機械工学 ( Other)

Languages jpn

Resource Type departmental bulletin paper

Publishers 山口大学工学部

Date Issued 1964

File Version Version of Record

Access Rights open access

Relations

[ISSN]0372-7661

[NCID]AN00244228

Schools 工学部