山口大学工学部学報

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山口大学工学部学報 Volume 7 Issue 1
published_at 1956

Studies on Glass Electrode pH Meter Using Substitute Tube

代用管を用いるガラス電極pHメーター
Yoshino Takashi
Usui G.
fulltext
256 KB
KJ00000155435.pdf
Descriptions
ガラス電極によるpHの測定は, 古い歴史を持つ電位計管(FP-54,UX-54,D-96475,VW-41)を使用する正規的な方法と準電位計管(VX32/5803,VX41/5800,5886)や代用管(111B, 954,3S4,6BE6,1R5,6BD6,6SJ7,1A7GT, 38,6C8G, 952,956,959)を使用する方法とがある。後者について個々の報告は二三あるが綜合的なものは見当らないようである。筆者等は代用管によるガラス電極pHメーターを試作する目的をもって, 先ず従来の二三の文献を追試した結果不十分であったので入手し得る範囲の代用管について性能を調査し, その結果UN-954を用いた直流増幅交流電源式直読型のヒーター電源及びB電源を補償した装置を試作した。