A close relationship between plasma concentrations of branched-chain and aromatic amino acids and uric acid among healthy adults
Title
健常人における分枝鎖アミノ酸と芳香族アミノ酸の血漿中濃度と尿酸値の関連
A close relationship between plasma concentrations of branched-chain and aromatic amino acids and uric acid among healthy adults
Degree
博士(医学)
Dissertation Number
医博甲第1649号
(2022-03-16)
Degree Grantors
Yamaguchi University
[kakenhi]15501
grid.268397.1
Abstract
本研究の目的は、健常人において、血漿中の尿酸値(UA)と分枝鎖アミノ酸および芳香族アミノ酸(BCAAおよびAAA)の濃度の関連を明らかにすることである。
合計2,804人の健常人について、血漿UAレベルに応じて3つのグループに分類した。その3グループ間における、BCAAとAAAの濃度の関連を、分散分析(ANOVA)と共分散分析(ANCOVA)により解析した。
この研究で対象としたすべてのBCAAとAAAの濃度は、トリプトファンを除き、全てがUA濃度の各レベルに応じて、漸進的に有意に増加した(P<0.001)。また、全体として、個々のBCAAおよびAAAについて、最低のカテゴリーの差にくらべ、高いカテゴリーの差の方が、より大きかった。本研究は、血漿中のBCAAおよびAAAと、UAのレベルについて、潜在的に、密接な関係が存在していることを示唆した。今後、それらの間の因果関係および相互作用を解明する研究が必要である。
合計2,804人の健常人について、血漿UAレベルに応じて3つのグループに分類した。その3グループ間における、BCAAとAAAの濃度の関連を、分散分析(ANOVA)と共分散分析(ANCOVA)により解析した。
この研究で対象としたすべてのBCAAとAAAの濃度は、トリプトファンを除き、全てがUA濃度の各レベルに応じて、漸進的に有意に増加した(P<0.001)。また、全体として、個々のBCAAおよびAAAについて、最低のカテゴリーの差にくらべ、高いカテゴリーの差の方が、より大きかった。本研究は、血漿中のBCAAおよびAAAと、UAのレベルについて、潜在的に、密接な関係が存在していることを示唆した。今後、それらの間の因果関係および相互作用を解明する研究が必要である。
Creators
石丸 泰隆
Languages
jpn
Resource Type
doctoral thesis
File Version
Version of Record
Access Rights
open access