藤岡 奈美
Affiliate Master
Yamaguchi University
The fact-finding concerning the difficulties of rearing of women with one-year-old children and the satisfaction with their husband's participation in childcare
Maternal health Volume 54 Issue 1
Page 173-181
published_at 2013-04
Title
1歳児の母親が抱く育児困難感と夫の育児参加に対する満足度との関係 : 1歳6ヵ月健診受診時の実態調査より
The fact-finding concerning the difficulties of rearing of women with one-year-old children and the satisfaction with their husband's participation in childcare
Creator Keywords
母親
「夫の育児参加」満足度
育児困難感
1歳児
本研究は、1歳児の母親を対象とし、育児困難感、育児行動、および「夫の育児参加」に対する母親の満足度を実態調査し、関連性を明らかにした。その結果、対象者は169人であり、平均年齢は、31.4±4.8歳であった。1歳児をもつ母親は、「夫の育児参加」について18.9%が不満足であると回答しており、母親の育児困難感は、「夫の育児参加」への満足度が高いほど低いことが明らかになった。また、児の日中の養育者は約60%が母親であり、「夫の育児参加」への不満足内容には、「多忙から育児ができない」「育児に不慣れ」などと述べ、夫の主体的育児参加や、母親への精神的支えという父親の役割を遂行してほしいという内容が記載されており、父親意識を認識させるための支援、および育児協力ではなく育児に参加する姿勢をもつ父親育成のための支援体制を構築する必要性が示唆された。
Languages
jpn
Resource Type
journal article
Publishers
日本母性衛生学会
Date Issued
2013-04
File Version
Not Applicable (or Unknown)
Access Rights
metadata only access
Relations
[ISSN]0388-1512
[NCID]AN0022863X
[isVersionOf]
[NAID]http://ci.nii.ac.jp/naid/110009603933/
Schools
大学院医学系研究科(医学)