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Ichihara Kiyoshi

Affiliate Master Yamaguchi University

The effects of bright light therapy on auto-nomic nervous activities during menstrual cycle

山口医学 Volume 55 Issue 5 Page 167-172
published_at 2006-10-31
B030055000501.pdf
[fulltext] 744 KB
Title
高照度光照射療法による月経周期の自律神経機能の変化
The effects of bright light therapy on auto-nomic nervous activities during menstrual cycle
Creators Matsumoto Kanako
Creators Matsuda Masako
Creators Miyata Fumi
Creators Karahi Sayaka
Creators Ichihara Kiyoshi
Creators Hirano Hitoshi
Source Identifiers
Creator Keywords
月経周期 自律神経 心拍周波数解析 高照度光照射
【目的】高照度光照射療法は脳内におけるセロトニンやメラトニン分泌に影響を与えることにより種々の疾患の治療法として期待されている.今回我々は,月経前症候群など,月経周期に伴って出現する症状に対する治療への応用を探索するために,高照度光照射が正常月経周期の自律神経機能にどのように影響するかを検討した.【方法】正常な月経周期を示す21±1歳の女子大学生6名を対象に,基礎体温に基づいて卵胞期と黄体期の各時期に,ホルター心電計により24時間の心電図を記録し,その間に白色発光ダイオード(白色LED)照射実験を行った.記録した心電図上のR-R間隔をMEMCALC法によりスペクトル解析し,自律神経機能の変動を観察した.【結果】正常月経周期では副交感神経活動をあらわすHFは黄体期に低く卵胞期に高く,交感神経活動をあらわすLF/HFは黄体期に高く卵胞期に低かった.高照度光照射により黄体期にはLF/HFは,HFに比べ変動が大きかった.【結論】正常月経周期では卵胞期には副交感神経活動がより高まり,黄体期は交感神経活動がより高まった.高照度光照射は黄体期の交感神経活動の反応の変動をより大きくするも,卵胞期にはそのような変化はみられなかった.
Subjects
医学 ( Other)
Languages jpn
Resource Type journal article
Publishers 山口大学医学会
Date Issued 2006-10-31
Rights
本文データは山口大学医学会の許諾に基づきCiNiiから複製したものである()
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]0513-1731
[NCID]AN00243156
[isVersionOf] [NAID]http://ci.nii.ac.jp/naid/110004851667/
Schools 医学部