On the structure of modern art and creation of originality in Taiwan
Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73
Page 183-192
published_at 2024-01-31
Title
台湾における近代の美術の構造と独自性
On the structure of modern art and creation of originality in Taiwan
Abstract
本稿は台湾の近代の美術の変遷を構造化して、伝統美術から現代美術までを四層の構造を仮定して述べ、台湾における独自性を探るものである。四層は民族の伝統文化、西洋文化の影響、近代美術とデザインの国際様式、現代美術のそれぞれを想定している。そして具体的な美術家と作品を採り上げて四層構造を解説している。それらは林玉山、郭雪湖、陳進、陳澄波、李石樵、廖修平、李貞慧である。彼らの活動を紹介し、独自性追求の姿勢や理念を述べている。そして、現代におけるグローバル化とアイデンティティーの形成については、廖修平と李貞慧を採り上げ、彼らの制作理念を明らかにしている。最後に現在の台湾での美感教育に触れ、グローバル化とアイデンティティーの形成の教育について述べている。
Source Identifiers
[PISSN] 2433-3670
[NCID] AA12810513
Languages
jpn
Resource Type
departmental bulletin paper
Publishers
Faculty of Education, Yamaguchi University
Date Issued
2024-01-31
File Version
Version of Record
Access Rights
open access
Funding Refs
Japan Society for the Promotion of Science
[crossref_funder]https://doi.org/10.13039/501100001691
Award
アジアのグローバル化と芸術教育による独自文化形成の調査研究
22K02635
Funding Refs
Japan Society for the Promotion of Science
[crossref_funder]https://doi.org/10.13039/501100001691
Award
アジアにおける美術教育による創造性開発とその実質化に関する研究
20K02784