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活性化血小板の活性酸素によるミクロフィラリアの殺虫作用

Antibiotics & chemotherapy Volume 9 Issue 6 Page 1083-1088
published_at 1993
2008010296.pdf
[fulltext] 467 KB
Title
活性化血小板の活性酸素によるミクロフィラリアの殺虫作用
Creators Hayasaki Mineo
Creator Keywords
ジエチルカルバマジン ミクロフィラリア 活性酸素 血小板,排泄分泌産物
主要な抗フィラリア剤であるジエチルカルバマジン(DEC)の作用機序について多くの研究が行われてきたが、未だに解明されてなく寄生虫学領域の主要な研究課題の1つとなっている。DECは、血小板フリーの場所ではミクロフィラリア(mf)の殺虫効果はみられず、mfの殺虫には血小板の存在を必要とすることが示唆された。さらに、DECにより血小板が活性化されて殺虫作用を発揮するためにはフィラリア由来排泄分泌産物(ES)を必要とした。すなわちDECはES産物の存在のもとに、血小板を活性化させ、活性化した血小板がmfを殺虫する機序の存在が強く示唆された。さらに、殺虫因子として活性化血小板から放出される活性酸素が強く示唆された。
Languages jpn
Resource Type journal article
Publishers 医薬ジャーナル社
Date Issued 1993
Rights
Copyright: 株式会社医薬ジャーナル社(Iyaku(Medicine and Drug) Journal Co., Ltd)()
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[ISSN]0913-2384
[NCID]AN10062045
[isVersionOf] [URI]http://www.iyaku-j.com/
Schools 農学部