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On the Occurrence of Lax Panicle in Rice Plant

Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University. Natural science Volume 25 Issue 2 Page 149-154
published_at 1975-09
Title
突然変異による粒粒稲の一例
On the Occurrence of Lax Panicle in Rice Plant
Creators Tokimasa Fumio
Source Identifiers
いねは自家受精をたてまえとする作物であるにもかかわらず,特性や形態を異にする多数の品種が存在する。これはいねが極めて変異性にとみ,特に,突然変異の生じ易い作物であるからである。 いねの突然変異には染色体数の異常によるものもあるが,大部分は遺伝子の変異に起因する。そして,この変異の多くは奇型的であり,且つ原型に対して単一遺伝子による劣性を示す場合が多い。ところで,突然変異によって変化をうける形質は,いねの何れの部分にも関係しており,とくに,草丈,穂,芒,粒形,稔性に関する報告が多い。 穂の形質のうち,粗粒に関してはラミアRamiah(1931),竹崎(1932),宮沢(1936)らによる報告がある。しかし,これらは,ひとことで粗粒稲といっても,それぞれちがったタイプのものであり,その遺伝子型もまた異なっている。筆者も,いわゆる粗粒稲と称すべき突然変異による奇型個体を見出し,遺伝的行動を追求したのでその概要を報告したい。
Subjects
自然科学 ( Other)
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 山口大学教育学部
Date Issued 1975-09
File Version Not Applicable (or Unknown)
Access Rights metadata only access
Relations
[ISSN]0513-1693
[NCID]AN00243950
Schools 教育学部