Tooth Exchange and Tooth Health (A nine-year study on the same group of schoolage population)
山口医学 Volume 11 Issue 3-4
Page 504-507
published_at 1962-12
Title
歯牙の交換並にその健否について(同一学童の9年間に於ける統計的観察)
Tooth Exchange and Tooth Health (A nine-year study on the same group of schoolage population)
Creators
Mashiki Hisaharu
Creators
Murata Chitatsu
Creators
Nakatsukasa Sumihito
Source Identifiers
著者等は山口市嘉川の同一学童(小学校入学から中学卒業までの男95名,女78名)の9年間に於ける歯牙交換及び?蝕罹患に関する統計的観察を行い次の様な結果を得た。1.乳歯の?蝕罹患率,def数及び現有歯数は何れも男が女よりやや高率である。2.乳歯の脱落期は上下顎とも女が早く,また男女とも下顎が早い。脱落順序は男女及び上下顎とも大体ABCDEの順であり,7~11年の間に殆ど全ての乳歯が脱落する。3.永久歯?蝕罹患率及びDMF数は男女ともほぼ同率を示しているが現有歯数に於いては女が高率である。4.永久歯生年齢は乳歯の脱落年齢にほぼ一致している。同名歯に於いては女が男よりも早期に生歯し,男女とも第一小臼歯を除けば下顎歯が早い。生歯順序は男女及び上下顎とも第一大臼歯,中切歯,側切歯の6.5~8.5年の間の萌出にはじまり第二小臼歯,第二大臼歯の11~12年の間の萌出をもって終る。5.著者等の検索した学校は、先人の成績に比較し口腔保健上すぐれた結果を得た。これは恐らく学校保健に関し,県優良校として過去数回表彰を受け衛生思想の普及がよくゆきわたっているためだろう。
Languages
jpn
Resource Type
journal article
Publishers
山口県立医科大学医学会
Date Issued
1962-12
File Version
Not Applicable (or Unknown)
Access Rights
metadata only access
Relations
[ISSN]0513-1731
[NCID]AN00243156
Schools
山口県立医科大学