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Systematicity of learning including “Seeing”(6) : The Tale of the Genji “Minori-death of a woman named Murasaki no Ue”

Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University Volume 73 Page 107-116
published_at 2024-01-31
教育学部_研究論叢-第73巻_014.pdf
[fulltext] 3.21 MB
Title
「見る」を含む学習の系統性(6) : 源氏物語「御法-紫の上の死」
Systematicity of learning including “Seeing”(6) : The Tale of the Genji “Minori-death of a woman named Murasaki no Ue”
Abstract
「御法」巻では紫の上の死が描かれている。新科目「古典探究」の教科書でも多く採録されている箇所である。高校生を対象とした授業提案も考えたが、本稿では「病」や「死」に関わることが多い看護学校での筆者自身が行った授業を対象に分析考察を行った。今回は、絵画と原文を対照させながら読むことに加えて、補助資料として「平安時代のお葬式事情」(コラム)や俵万智の文章を活用した。「時空を超えて思いを巡らす」時間としての古典の学びによって、現代を相対化する視座を得ることの意味や価値を考察した。また、受講者の「言葉自覚」「言葉の意識的な運用力」「言語化能力」を育成する「場」としての古典の学びの可能性を究明した。受験を目的としない「古典を読む、古典に親しむ」意味とは何なのか。千年も前の物語を読む必要性とは何かを検討することで、小中高大のみならず生涯教育における古典の学びの可能性を追究した。
Creators Bando Tomoko
[e_rad]60634764
Affiliate Master Yamaguchi University
[kakenhi]15501 grid.268397.1
Source Identifiers [PISSN] 2433-3670 [NCID] AA12810513
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers Faculty of Education, Yamaguchi University
Date Issued 2024-01-31
File Version Version of Record
Access Rights open access
Funding Refs
Japan Society for the Promotion of Science [crossref_funder]https://doi.org/10.13039/501100001691
Award 読書行為の多様性に対応する発達モデルに基づいた包括的学習支援アプローチの開発 19H01670