Contents Menu

糞便検査によるツシマヤマネコFelis bengalensis euptiluraの寄生虫調査 : 新感染虫種2種の検出

獣医畜産新報 Volume 52 Issue 9 Page 713-718
published_at 1999
Title
糞便検査によるツシマヤマネコFelis bengalensis euptiluraの寄生虫調査 : 新感染虫種2種の検出
Creators 住吉 俊亮
Creators 内田 明彦
Creators 小暮 規夫
Creators Hayasaki Mineo
ツシマヤマネコの寄生虫相を調べる目的で、飽和硝酸ナトリウム法およびTween80・クエン酸緩衝液法により野外に排泄された糞便を虫卵検査した。その結果、10検体からはマンソン裂頭条虫、鉤虫類、ネコ糞線虫、毛細線虫属、ネコ回虫、壷形吸虫、ウエステルマン肺吸虫および二腔吸虫類の感染が確認された。このうちネコ糞線虫およびウエステルマン肺吸虫は未報告の虫種であり、これらの中間宿主である甲殻類を採食していることも初めて明らかになった。同時に行ったイエネコの糞便3検体(推定3頭分)からは壷形吸虫および鉤虫類の感染が確認された。
Languages jpn
Resource Type journal article
Publishers 文永堂出版
Date Issued 1999
File Version Not Applicable (or Unknown)
Access Rights metadata only access
Relations
[ISSN]0447-0192
[NCID]AN00407628
[isPartOf] [URI]http://www.buneido-syuppan.com/jvm.html
Schools 農学部