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On a Method of Gauss Analysis

Bulletin of the Faculty of Education, Yamaguchi University. Natural science Volume 22 Issue 2 Page 13-18
published_at 1972-09
Title
ガウス解析の一手法について
On a Method of Gauss Analysis
Creators Koike Tomio
Creators Nagahisa Yorge
Source Identifiers
本来ガウス解析は実験等で得られた曲線が有限個の正規分布関数の和であるという推定のもとに行われるものであるので,その曲線f(x)は f(x)=Σ^^n__<I=1> (A_I)/(√2^πSi) exp[-((x-Mi)^2)/(2Si^2)] (1)であるとする。ただしNは正規分布の個数。(1)式のAi,Mi,Si(I=1,……,N)を求めればガウス解析はされたことになる。従ってa_I,m_I,σ_I(I=1,…,N)の関数Fを F<=>^^^Δ∫_I{f(x)-Σ^^n__<I=1> (a_I)/(√2πσi) exp[-((x-m_I))/(2σ_I^2)]}^2dx (2)のように定めれば,Fの最小値を求めるようa_I,m_I,σ_I(I=1,……,N)を求めればよいことになる。ここでA_I,S_I(I=1,…,N)はいずれも正であるので(2)式においてa_I>0,σ_I>0,-∞<m_I<∞の範囲でFを最小にすればよいことがわかる。しかるにその範囲で-Fは凸関数でない。従って許容範囲全休で最急降下法を用いることはできない。しかしf(x)が(1)式のように表わされるならば,a_I=A_I,m_I=M_I,σ_I=S_I(I=1,…,N)の近傍で関数-Fは凸関数であることは簡単に示される。以上述べたことによって,関数f(x)がN個の正規分布の和として(1)式のように表わされる
Languages jpn
Resource Type departmental bulletin paper
Publishers 山口大学教育学部
Date Issued 1972-09
File Version Not Applicable (or Unknown)
Access Rights metadata only access
Relations
[ISSN]0513-1693
[NCID]AN00243950
Schools 教育学部