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Prevalence and characteristics of transesophageal echocardiography-related

DT11201104_Abstract.pdf
[abstract] 2.61 MB
DT11201104_Fulltext.pdf
[fulltext] 6.89 MB
Title
肺静脈隔離術を施行した心房細動患者における経食道心エコー図検査による食道粘膜障害の頻度と危険因子に関する検討
Prevalence and characteristics of transesophageal echocardiography-related
Degree 博士(医学) Dissertation Number 医博乙第1104号 (2022-06-08)
Degree Grantors Yamaguchi University
[kakenhi]15501 grid.268397.1
Abstract
背景:経食道心エコー図検査(TEE)は、心房細動(AF)に対する肺静脈隔離術(PVI)前の左心房(LA)および左心耳(LAA)における血栓の有無の評価を行うゴールドスタンダードな検査である。TEEは比較的安全とされているが、近年PVIに先行するTEEが食道粘膜損傷(EMI)を引き起こす可能性があることが報告された。
目的:PVIを施行したAF患者におけるTEE関連EMIの発生率とその危険因子を検討すること。
方法と結果:3D TEEプローブを用いた術前TEEと術後上部消化管内視鏡検査を受けたPVI患者262人を対象とした。TEE関連EMIは16人(6.1%)の患者(18病変)、PVI関連EMIは5人(1.9%)の患者(8病変)で認められた。TEE関連EMIは上部食道の右側と中部食道の左前側で多く認められた。1人の患者で軽度の胸部違和感を認めた。多変量解析では、高齢はTEE関連EMIの独立した危険因子であった(オッズ比1.08、95%信頼区間1.01-1.16;P=0.0274)。
結語:3D TEEプローブによるTEE関連EMIは、PVI施行患者の6.1%で認められ、高齢であることはTEE関連EMIの危険因子であった。これらの所見から、特に高齢患者においては、LA・LAAにおける血栓評価として他の画像診断を考慮する必要があるかもしれない。
Creators 小室 あゆみ
Languages jpn
Resource Type doctoral thesis
File Version Version of Record
Access Rights open access
Relations
[references] https://doi.org/10.1016/j.ijcard.2021.12.057