Journal of East Asian studies

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Journal of East Asian studies Volume 10
published_at 2012-03

Part of speech transition of the exclamation in young generation

若年層の言葉における感動詞の品詞転成について
Vuong Thi
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747 KB
D300010000003.pdf
Descriptions
感動詞とは、間投詞とも呼ぼれ、そもそも自立語で活用がなく、文の独立語となることができる。そして、概念内容をもたず、感嘆などの感情が非分析的に表出されたものであると考えられている。しかしながら、若年層の言葉を観察すると、感動詞は、感情を表す行動状態・応答行動状態を示す名詞のような振る舞いをする場合がある。もし、それが事実であるならば、通時的には名詞という分析的な品詞へと移行しつつあるということになる。本稿では、若年層の日本語母語話者を対象とした調査の自然談話のデータとアンケートの結果を利用することによって、統語的な観点から感動詞の品詞転成について明らかにする。
Creator Keywords
若年層
感動詞
品詞
名詞
副詞
転成