山口大学文学会志

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山口大学文学会志 Volume 63
published_at 2013-02-28

Automatic conversion between historical spelling, modern spelling, and IPA for Welsh

Automatic conversion between historical spelling, modern spelling, and IPA for Welsh
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4.46 MB
B060063000007.pdf
Descriptions
本稿では、歴史的文字遺い、発音記号、そして現代文字遣いの間を自動変換する為のコンピュータソフトウェアの設計と実装について述べる。綴り法則、形態素解析、音素配列条件を併せて、不定の文字遣いの曖昧さを説き明かすことで、文字遣いと発音記号との写像を実現する。その発音記号が諸文字遺いの変換中軸に為る。古代の文書を、現代の諸言語の為にますます利用可能になっている自然言語処理ソフトによって分析しやすくするのが目的である。これにより、言語変化や様々な歴史的段階の比較研究を容易にする。具体的には、この研究はウェールズ語の其々の音素の機能負担量の変化に関する調査の下調べとして実装された。それで、ウェールズ語の実装を示して、中世の文字遣い、発音記号、そして現代文字遣いの間の変換に関わる問題とその解決方法について論じる。