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フルテキストURLB030067000201.pdf ( 5.2MB ) 公開日 2018-06-18
タイトルペリネイタル・ロスを経験した父親の適応プロセスとケア・ニーズ
タイトルヨミペリネイタル ロス オ ケイケン シタ チチオヤ ノ テキオウ プロセス ト ケア ニーズ
タイトル別表記Adaptation process of fathers after perinatal loss and their care needs
作成者河本, 恵理
田中, 満由美
作成者ヨミカワモト, エリ
タナカ, マユミ
作成者別表記Kawamoto, Eri
Tanaka, Mayumi
作成者所属山口大学大学院医学系研究科
内容記述(抄録等)本研究の目的はペリネイタル・ロスを経験した父親の適応プロセスとケア・ニーズを明らかにすることである.妻が死産を経験した父親12名に半構成的面接を実施した.適応プロセスの分析は,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)を用いた.また,父親のケア・ニーズ分析に関しては,意味内容の類似性に従ってカテゴリー分類した.調査期間は2015年6月12日から2016年11月14日であった.ペリネイタル・ロスを経験した父親の適応プロセスについてM-GTAを用いて分析した結果,6つのカテゴリーと38概念が抽出された.児の死に直面した父親は,《予期せぬ児の死への衝撃》や《妻との心理的距離》を感じていた.自分なりに《我が子を失った悲しみの整理》をつけながら《手探りで妻を支える役割の遂行》をしていた.また,父親役割の遂行を通して《児の父親としての意識の芽生え》がみられていた.父親自身の気持ちの整理がつき,妻の精神的安定を実感したことで,《新たな家族の形の構築》を図り,日常生活に適応していた.また,ペリネイタル・ロスを経験した父親のケア・ニーズには,《父親自身の悲しみへのケア》《父親であることを実感できるケア》《妻を支えるためのケア》《妊娠・出産についての情報提供》のニーズがあった.ペリネイタル・ロスを経験した父親に対して,看護職は父親の悲嘆のプロセスを理解し,父親に対して共感的に寄り添う姿勢や感情の表出ができるように関わることが必要であると示唆された.また,父親が夫として妻を支える役割を果たすことができるよう,母親の悲嘆のプロセスや妻を支援する方法について伝える必要性が示唆された.さらに,父親に対して,希望を引き出しながら児との面会を支援するなど児の存在や父親であることを実感できるような関わりが必要であると示唆された.

This study aimed to explore the adaptation process of fathers to the loss of their baby in the perinatal period and clarify father’s care needs.We conducted semi-structured interviews of 12 fathers who had experienced a perinatal loss of their baby and analyzed data using a modified grounded theory approach(M-GTA)for adaptation process, and by categorizing the interview data for father’s care needs.The M-GTA analysis on adaptation process extracted six categories and 38 concepts. Fathers were shocked by the unexpected death and felt emotional distance from their wife. They tried to come to terms with their grief and give support to the wife in their own way. Through conducting the father’s role, they were lead to a sense as a father. Once they recovered from the grief and saw their wife well-adjusted, they started to restructure their family and adapted themselves to daily life.They needed grief counselling and support to have a sense of father. They required information on pregnancy and delivery as well as how to support their wife.Nurses need to provide moral support for the fathers to allow them to be able to express their emotion and assist them having a sense of father and playing a role as a caregiver to their wife.
本文言語jpn
著者キーワードペリネイタル・ロス 
父親
適応プロセス 
ケア・ニーズ
主題医学
資料タイプtext
ファイル形式application/pdf
出版者山口大学医学会
出版者ヨミヤマグチ ダイガク イガッカイ
NII資料タイプ学術雑誌論文
査読の有無査読あり
ISSN0513-1731
NCIDAN00243156
学内刊行物(紀要等)山口医学
掲載誌名山口医学
67
2
開始ページ79
終了ページ90
発行日2018-05-09
著者版/出版社版出版社版
リポジトリIDB030067000201
地域区分山口大学
URIhttp://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/yunoca/handle/B030067000201