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フルテキストURLB030066000302.pdf ( 1.2MB ) 公開日 2017-10-23
タイトル肝硬変患者に対する肝疾患専門医療機関の早期介入の有効性
タイトルヨミカンコウヘン カンジャ ニ タイスル カンシッカン センモン イリョウ キカン ノ ソウキ カイニュウ ノ ユウコウセイ
タイトル別表記Effectiveness of early intervention by specialized institutions for liver cirrhosis patients
作成者久永, 拓郎
山﨑, 隆弘
前田, 雅喜
岩本, 拓也
佐伯, 一成
松本, 俊彦
日髙, 勲
丸本, 芳雄
石川, 剛
高見, 太郎
坂井田, 功
作成者ヨミヒサナガ, タクロウ
ヤマサキ, タカヒロ
マエダ, マサキ
イワモト, タクヤ
サエキ, イッセイ
マツモト, トシヒコ
ヒダカ, イサオ
マルモト, ヨシオ
イシカワ, ツヨシ
タカミ, タロウ
サカイダ, イサオ
作成者別表記Hisanaga, Takuro
Yamasaki, Takahiro
Maeda, Masaki
Iwamoto, Takuya
Saeki, Issei
Matsumoto, Toshihiko
Hidaka, Isao
Marumoto, Yoshio
Ishikawa, Tsuyoshi
Takami, Taro
Sakaida, Isao
作成者所属山口大学大学院医学系研究科(医学)
内容記述(抄録等)肝硬変に対する治療法は進歩しており,個々の病態に応じた治療法の適切な選択と実施のため,専門医の介入と診療連携の促進はますます重要となっている.今回,肝硬変患者に対する専門医(専門医療機関)介入の有効性を明らかとするため,山口大学医学部附属病院消化器内科を受診した肝硬変患者について,その受診背景や介入後の無イベント生存期間やChild-Pughスコア等の臨床経過を検討した.肝硬変の症状出現前に当科を受診した症例を早期介入群,症状出現後に受診した症例を晩期介入群と設定した.前者ではC型肝炎ウイルスの成因割合が高く,肝機能異常や既知の肝硬変の精査を目的とした受診が多い一方,後者ではアルコール性の割合が高く,胃食道静脈瘤出血や肝不全症状出現により受診する症例が多かった.また前者は無イベント生存期間が有意に長く,診断時のChild-Pughスコアが低値で,かつ以後も長期間維持された.一方,後者では診断時のスコアが高く,介入開始後に一定期間は改善を認めるが長期持続せず,その効果は限定的であった.肝硬変患者に対する専門医療機関の介入は有効であるが,予後改善のためには症状出現前のより早期からの介入が必要であり,患者紹介の促進等の診療連携体制の強化が今後も重要である.また,晩期介入例でも一定の効果は得られるが,将来の再増悪を想定して移植や身障者手帳交付の検討など関係各所と連携を進めることが重要である.

This study examines liver cirrhosis(LC)patients’backgrounds and clinical courses to clarify the effectiveness of specialized institutional intervention. The early intervention group, examined prior to symptom manifestation, had a higher proportion of cases caused by HCV, and the purpose of the examination was to investigate abnormalities in liver function and the extent of pre-existing cirrhosis. Otherwise, the late intervention group, examined after symptom manifestation, had a higher proportion of cases caused by alcohol, and often patients only sought medical care after experiencing gastrointestinal variceal bleeding or other symptoms. The early group’s Child-Pugh scores remained low over long periods and lived for long durations without incident. The late group, by contrast, had high scores and only showed short-term improvement. Specialized intervention in cases of LC is effective, but must take place early on to improve the prognosis. Also, promoting patient referrals and coordinated medical care continue to be important.
本文言語jpn
著者キーワード肝硬変
Child-Pughスコア
肝疾患専門医療機関
診療連携
予後
主題医学
資料タイプtext
ファイル形式application/pdf
出版者山口大学医学会
出版者ヨミヤマグチ ダイガク イガッカイ
NII資料タイプ学術雑誌論文
査読の有無査読あり
ISSN0513-1731
NCIDAN00243156
学内刊行物(紀要等)山口医学
掲載誌名山口医学
66
3
開始ページ163
終了ページ168
発行日2017-08-01
著者版/出版社版出版社版
リポジトリIDB030066000302
地域区分山口大学
URIhttp://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/yunoca/handle/B030066000302