フルテキストURL | B030059000201.pdf ( 1.5MB ) 公開日 2011-11-08
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タイトル | 当科における造血器腫瘍患者に施行したReduced intensity conditioning stem cell transplantationの後方視的解析 |
タイトルヨミ | トウカ ニオケル ゾウケツキ シュヨウ カンジャ ニ シコウ シタ Reduced intensity conditioning stem cell transplantation ノ コウホウシテキ カイセキ
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タイトル別表記 | Retrospective analysis of reduced intensity conditioning stem cell transplantation for hematological malignancies
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作成者 | 安藤, 寿彦
田中, 真由美
田中, 芳紀
三谷, 紀之
山下, 浩司
中邑, 幸伸
縄田, 涼平
高橋, 徹
有好, 浩一
湯尻, 俊昭
谷澤, 幸生
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作成者ヨミ | アンドウ, トシヒコ
タナカ, マユミ
タナカ, ヨシノリ
ミタニ, ノリユキ
ヤマシタ, コウジ
ナカムラ, ユキノリ
ナワタ, リョウヘイ
タカハシ, トオル
アリヨシ, コウイチ
ユジリ, トシアキ
タニザワ, ユキオ
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作成者別表記 | Ando, Toshihiko
Tanaka, Mayumi
Tanaka, Yoshinori
Mitani, Noriyuki
Yamashita, Koji
Nakamura, Yukinori
Nawata, Ryohei
Takahashi, Toru
Ariyoshi, Koichi
Yujiri, Toru
Tanizawa, Yukio
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作成者所属 | 山口大学医学部
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内容記述(抄録等) | 血液悪性腫瘍に対し,ドナー血球の生着と抗腫瘍効果を期待し,従来骨髄破壊的・免疫破壊的な強力な移植前処置が行われてきた.この強力な前処置は毒性も強いため,若年者で全身状態の良好な患者にしか施行できなかった.しかし,これまでの臨床研究で,前処置の強度を軽減してもドナー血球が良好に生着することが確認されてきた.当科でも当初倫理委員会の承認を得て,2002年10月からReduced intensity conditioning stem cell transplantation(RIST)を開始している.今回我々は,2002年10月から2007年12月までに,初回同種移植としてRISTを施行した20症例について後方視的解析を行った.平均年齢は50.2歳で,疾患は悪性リンパ腫が8症例と最も多かったが,多岐に及んでいた.3年間の全生存,無進行生存,再発率,移植関連死亡はそれぞれ,57.8%,46.7%,31%,30%であった.移植血球生着については,好中球生着率100%で,生着中央日は13日であった.血小板生着については,移植後50日までで生着率94.3%で生着群での生着中央日は23日であった.移植片対宿主病(GVHD)については,急性GVHDは,grade II-IV 44.4%の発症率で,慢性GVHD発症率は移植後2年までで82.1%であった.また,移植関連毒性について多変量解析を行い検討したところ,高齢や臓器障害の有無は有意でなく,RIST施行の目的は果たされていると考えられた.これまでのRIST施行症例の移植結果をまとめるとともに,今後の方針について考察し報告する.
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本文言語 | jpn
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著者キーワード | 減量前処置(RIC)を用いた移植(RIST)
造血器腫瘍
同種移植
高齢者
臓器障害
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主題 | 医学
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資料タイプ | text |
ファイル形式 | application/pdf |
出版者 | 山口大学医学会
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出版者ヨミ | ヤマグチ ダイガク イガッカイ
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NII資料タイプ | 学術雑誌論文 |
査読の有無 | 査読あり |
ISSN | 0513-1731
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NCID | AN00243156
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学内刊行物(紀要等) | 山口医学 |
掲載誌名 | 山口医学 |
巻 | 59 |
号 | 2 |
開始ページ | 63 |
終了ページ | 70 |
発行日 | 2010-04-30 |
関連情報URL(IsVersionOf) | http://ci.nii.ac.jp/naid/10026477079
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著者版/出版社版 | 出版社版 |
リポジトリID | B030059000201 |
地域区分 | 山口大学
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URI | http://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/yunoca/handle/B030059000201 |