Japanese | English

トップページへ戻る

詳細

   
フルテキストURLB030059000101.pdf ( 1.4MB ) 公開日 2011-11-08
タイトルインフルエンザ脳症の病態解析と治療戦略
タイトルヨミインフルエンザ ノウショウ ノ ビョウタイ カイセキ ト チリョウ センリャク
タイトル別表記Pathophysiology and therapeutic strategy of influenza-associated encephalopathy
作成者市山, 高志
作成者ヨミイチヤマ, タカシ
作成者別表記Ichiyama, Takashi
作成者所属山口大学医学部
内容記述(抄録等)「インフルエンザ脳症」は約10年前に疾患概念が提唱された比較的新しい病気である.本疾患は「インフルエンザの経過中に急性発症する意識障害を主徴とする症候群」と定義される.剖検脳では,著明な脳浮腫を認めるものの,炎症細胞浸潤やインフルエンザウイルスはみられない.従ってインフルエンザ脳炎ではなく,「インフルエンザ脳症」と命名された.当時は死亡率30%,後遺症率25%という極めて予後不良であった.その後の研究で,本疾患の病態に高サイトカイン血症が関与し,末梢血単核球の転写因子NF-κB活性化が明らかになった.抗サイトカイン療法としてステロイドパルス療法および免疫グロブリン大量療法が提唱され,普及した現在は死亡率10%弱に低下した.しかしインフルエンザ脳症の病態は単一でないことが明らかになり,現在は高サイトカイン血症が病態の中心でない「けいれん重積型脳症」といわれるタイプが,高率に神経学的後遺症を残すことから問題となっている.このタイプの病態は長時間のけいれんによる神経細胞に対する興奮毒性が主と考えられている.従って,ステロイドパルス療法や免疫グロブリン大量療法は有効でなく,なんらかの脳保護的治療が模索されている.しかし,現時点で有効性が証明された治療法はなく,効果的な治療法開発が今後の課題である.
本文言語jpn
著者キーワードインフルエンザ
急性脳症
サイトカイン
けいれん
主題医学
資料タイプtext
ファイル形式application/pdf
出版者山口大学医学会
出版者ヨミヤマグチ ダイガク イガッカイ
NII資料タイプ学術雑誌論文
査読の有無査読あり
ISSN0513-1731
NCIDAN00243156
学内刊行物(紀要等)山口医学
掲載誌名山口医学
59
1
開始ページ5
終了ページ8
発行日2010-02-28
関連情報URL(IsVersionOf)http://ci.nii.ac.jp/naid/10025981617
著者版/出版社版出版社版
リポジトリIDB030059000101
地域区分山口大学
URIhttp://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/yunoca/handle/B030059000101