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フルテキストURLD300009000002.pdf ( 1.6MB ) 公開日 2011-06-15
タイトル妊娠期における夢の機能 : 初産婦5人の夢分析から
タイトルヨミニンシン キ ニオケル ユメ ノ キノウ ショサンプ 5 ニン ノ ユメ ブンセキ カラ
タイトル別表記An analysis of primiparae dreams : Five functions of dreaming during pregnancy
作成者山根, 望
作成者ヨミヤマネ, ノゾミ
作成者別表記Yamane, Nozomi
作成者所属山口大学大学院東アジア研究科
内容記述(抄録等)妊娠が判明してから女性は、激しい身体的・心理的・社会的変化を経験する。特に、初産婦は心理的葛藤を抱える場合が多い。夢は夢主に関する豊かな情報を含み持っているので、妊娠中に女性が心理的に母親になっていくプロセスを明らかにするために初産婦の夢を調査することは非常に有効である。しかしながら、初産婦の夢に関する縦断的研究はほとんど行われていない。本研究では、5人の初産婦から合計165個の夢を収集し、母性に関連する夢の機能という観点から分析した。本研究では、操作的に定義すれば、母性とは次の4つの要素から成る。すなわち、(1)生理、妊娠、出産、授乳などの母性的身体機能、(2)自分よりか弱い者に対する「かわいい」「いとおしい」といった母性的感情、(3)子どもの要求を満たし、適切な養育を行う母性的行動、(4)「この子は私の子どもである」「私はよき母親になりたい」といった母性的意識である。分析をする際には、できる限り夢についての夢主の連想や感想に基づいて夢解釈を行った。その結果、5人に限って言えば、母性に関する機能が少なくとも5つあることが明らかになった。すなわち、(1)受胎を教える機能、(2)母性的行動を練習させる機能、(3)出産に対する準備をさせる機能、(4)育児に関する助言をする機能、(5)母性的意識の発達を促す機能である。妊娠期から夢は母性的行動に関わる具体的場面を設け、夢主に母性的行動を練習させていた。母性的行動(授乳)を練習するなかで夢主の育児不安が減り、母性的感情や母性的意識が発達した事例が2つあった。また、子どもの性別や障害に関する不安が現れた夢を見ることによって、夢主の母性的感情や母性的意識が発達した事例が1つあった。母性に関連した夢を見る頻度は個人差が非常に大きかったが、これは初産婦の性格やそれまでの乳幼児との関わりなど様々な要因が影響していた。
本文言語jpn
資料タイプtext
ファイル形式application/pdf
出版者山口大学大学院東アジア研究科
出版者ヨミヤマグチ ダイガク ダイガクイン ヒガシアジア ケンキュウカ
NII資料タイプ学術雑誌論文
ISSN1347-9415
NCIDAA11831154
学内刊行物(紀要等)東アジア研究
掲載誌名東アジア研究
掲載誌名別表記Journal of East Asian studies
9
開始ページ21
終了ページ40
発行日2011-03
著者版/出版社版出版社版
リポジトリIDD300009000002
地域区分山口大学
URIhttp://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/yunoca/handle/D300009000002