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タイトル『岩崎本日本書紀巻第二十二推古紀』における「テのヲコト点」について : 助字「之」に加点された「テのヲコト点」に着目して
タイトルヨミイワサキボン ニホンショキ マキ ダイニジュウニ スイコキ ニオケル テ ノ オコトテン ニツイテ : ジョジ シ ニ カテン サレタ テ ノ オコトテン ニ チャクモク シテ
タイトル別表記The mark wokototen expressing te, in the Iwasaki-bon Nihon Shoki chapter 22 : Suiko-ki especially the one marking a character 之.
作成者越智, 裕二
作成者ヨミオチ, ユウジ
作成者別表記Ochi, Yuji
作成者所属山口大学大学院東アジア研究科
内容記述(抄録等)「博士家点(第五群点)」には、「返点」を兼ねると言われる「テのヲコト点」(以下「テ・返」)がある。小稿では、『岩崎本日本書紀巻第二十二推古紀』(以下『推古紀』)における、助字「之」に加点された「テのヲコト点」の加点傾向から、この『推古紀』における「テ・返」は、「返点」ではなく、「句切りの点」として捉えるべきではないかということを述べたい。『推古紀』において、助字「之」が「動詞+之」の形になって「陳述」を示す場合、「テのヲコト点」は「之」字の左下に加点され、「之」字は「不読」とされる(例 : 聞_・之<訓読文>聞(キ)て〔之〕)。この「テのヲコト点」には、「漢字の壺に加点されるもの」(以下「壺のテ」)と「漢字の壺から離れた位置に加点されるもの」(「テ・返」とされるもの、以下「離れたテ」)との二種類があるので、考察の際には、この「之」字に加点された「テのヲコト点」が、この二種のどちらであるのかも問題となる。後者の「離れたテ」を「返点」であることを前提としてーーつまり「テ・返」としてーー検討すると、「之」字に加点された「テのヲコト点」を、「壺のテ」と考えても、「之」字自体を「テ」と訓読することになり、また、「離れたテ」と考えても、「之」字から「返読」すると、「之」字を「之(コレ)を」などどいうように訓まざるを得なくなるため、結局、「之」字を「不読」とすることは出来ないのではないかと思う。これでは、「之」字が「不読」であるということと矛盾する。この「之」字に加点された「テのヲコト点」は、「句切り」を示す「離れたテ」であると見れば、「之」字を「不読」とすることにも矛盾することなく解釈できるのではないだろうか。このように見ると、助字「而」「以」などの左下に「テのヲコト点」が加点された場合にも、これらの助字を「テ」と訓まずに「不読」とする可能性が考えられる。
本文言語jpn
主題人文科学
資料タイプtext
出版者山口大学大学院東アジア研究科
出版者ヨミヤマグチ ダイガク ダイガクイン ヒガシアジア ケンキュウカ
NII資料タイプ学術雑誌論文
ISSN1347-9415
NCIDAA11831154
学内刊行物(紀要等)東アジア研究
掲載誌名東アジア研究
掲載誌名別表記Journal of East Asian studies
5
開始ページ1
終了ページ17
発行日2007-03
著者版/出版社版その他
リポジトリIDD300005000007
地域区分山口大学
URIhttp://www.lib.yamaguchi-u.ac.jp/yunoca/handle/D300005000007